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英語の聞き流しで英会話を習得できない理由
「間違った勉強法で英会話を習得できない理由」です!
私には英語学習のメンターと言うべき先生がいます。
私は、先生から多くの英語学習者が英会話を習得できない理由を教えてもらいました。
その内容をあなたにもお伝えしたいと思います。
以下、先生からの受け売りです。
▼
「英語を聞き流すだけでは、大抵話せるようになれません。
こう言うと『赤ちゃんは自然にしゃべれるようになっているじゃないか』と
反論される方もいますが、アメリカの言語教育の権威T.アンダーソン教授は、
大人と子供では言語習得の方法が180度異なると唱えています。
言語教育学上0~10歳時を「言語形成期」と呼び、
これは体験的に言語を習得する能力を持ち合わせた時期と言えます。
一方、10歳を過ぎると体験的に言語を習得する能力は徐々に失われていき、
逆に“論理的”に言語を習得する能力が徐々に上回ります。
個人差はありますが、10歳(人によっては8歳くらい)ぐらいが
体験的習得と論理的習得の交差する年齢と言われています。
つまり、私たちが小さいとき日本語の会話を苦労せず自然に体得できたのは、
理由1:0~10歳時の「言語形成期」に日本で育った。
理由2:24時間日本語に触れることができたからなのです。
逆のケースを言えば昨今、
英語の授業が小学5年から始まることについて賛否両論あります。
反対派の意見は、日本語の言語形成期がまだ終わっていないときに、
外国語を一緒に覚えさせてしまうと、日本語の習得に支障をきたすというものです。
しかし、これはナンセンスです!
なぜなら、小学5年生にもなれば(10歳を過ぎているので)、
もう言語形成期は終わっています。
たとえ終わっていなくても、日本語の習得には障害はありません。
むしろ、赤ちゃんのころから二言語で生活していれば、
二言語とも100%体験的習得ができるのです。
家庭では英語、外では日本語を使い、
おのおのを流暢に話す子供はたくさんいます。
では、言語形成期がとっくに過ぎてしまっている成人、
しかも1日中、日本語で生活していて、頭の中は基本的に日本語思考の人が
毎日2時間だけ、英語に触れていると仮定します。
つまり24時間のうち22時間は日本語思考、2時間だけ英語思考という人は、
外国語習得が長期にわたってしまわないか、危惧されるのではないでしょうか?
そんなことはありません!!よく考えてください。
赤ちゃんの言語学習方法は100%受身です。
つまり、積極的に単語を覚えたり、基本構文を暗記したり、
ヒアリングを練習したりしていますか?
していませんよね、100%受身ですね。
たしかに“覚えること”はすごく早いけれど、
それは前述のように言語形成期だからこそできるのです。
では、成人の場合は英語を短期間でマスターすることは
不可能なのでしょうか?
成人の場合は習得に時間がかかるというわけではありません。
理論学習をして、不必要なことに時間を費やさず、
必要なものから優先的に学習したのちに練習すれば、
短期間でも話せるようになるのです」
いかがでしたか?
英語を聞き流すだけでは英会話を習得できない理由について、お分かり
いただけたでしょうか?
「じゃあ、どうすればいいの?」という声が聞こえてきそうですが・・・
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